アドベンチャー(skyticket)への不正アクセス(3経路で約1,464万件・ハッシュ化PW約413万件、返金先口座情報17,780件、バス予約約12,000予約)
公表日
旅行予約サイト「skyticket」で3つの不正アクセス使う権限のない人が、他人のIDやパスワード、システムの弱点を使って、サービスやサーバーに入り込むことです。日本では「不正アクセス禁止法」で禁止されている犯罪です。が重なり、最大約1,464万件の会員情報などが流出しました。10月16日には、最大6,140人分のクレジットカード情報も流出していたと訂正されました。
対象者は?
skyticketの利用者です。(1) 約1,464万件:氏名(パスポート表記を含む)・生年月日・メールアドレス・電話番号・住所・振込依頼人名義などで、うち約413万件には元に戻しにくい形にしたログインパスワードが含まれます。(2) 17,780件(重複を含む):氏名・電話番号・返金先の銀行口座情報など。(3) 約12,000予約:バス予約の予約者と同行者の情報や乗車便の情報。(4) 第2報で判明:2017年2月〜2018年6月にプレミアム会費の支払いでカードを登録・利用した最大6,140人分のカード番号・名義人名・有効期限(セキュリティコードは含まれません)。2018年7月以降のカード情報は流出していないと会社は説明しています。当初は「カード情報は流出していない」としていましたが、その後訂正されました。パスポートの画像は保存しておらず、流出していないとされています。
対象の方には、2026年10月8日の夜から info@skyticket.com からお知らせのメールが順次送られています。偽のメールとの見分け方は公式のお知らせに載っています。電話窓口(03-5224-8859、平日10:00〜18:00)も開設されています。
いますぐできること
- skyticketのパスワードと、同じパスワードを使っている他のサービスのパスワードを変更する
- クレジットカードの明細、返金先に登録した銀行口座の入出金、skyticketの予約履歴に身に覚えのないものがないか確認する
- バス会社やskyticketを名乗る、予約の変更・キャンセル・追加料金の連絡には応じず、公式サイトや予約時の情報から確かめる
何が起きたのか
skyticketでは、性質の違う流出が複数起きていました。8月3日から10月1日まで、ログインしなくても見られたバス予約の完了ページが、機械的に次々と閲覧されていました。9月20日には業務管理システムの弱点が悪用され、返金先の口座情報などが取られました。10月2日から4日には、サイトの一部の管理機能が不正に操作され、そこから他のサーバーやクラウド上のデータにアクセスされました。10月3日には、2018年の支払い方式の切り替え時に消されずに残っていた古い支払い記録も取得されました。会社は10月9日に3件をまとめて公表しました。10月15日に古い支払い記録にカード情報が含まれていたことが分かり、10月16日の第2報で、最初の「カード情報は流出していない」という説明を訂正しました。
なぜ起きたのか・なぜ広がったのか
最も大きな流出は、管理機能が不正に操作され、そこから他のサーバーやクラウドのデータにまで手が届いたことで起きました。どの管理機能が、どのように操作されたのかは公表されていません。業務管理システムで悪用された弱点の詳しい内容も公表されていません。カード情報については、2018年の支払い方式の切り替え時に削除されなかった古い記録が残っていました。3つの流出が同じ犯人によるものかどうかは、まだ分かっていません。
いまの状況2026-10-16 時点続報待ち
会社は、不正アクセス使う権限のない人が、他人のIDやパスワード、システムの弱点を使って、サービスやサーバーに入り込むことです。日本では「不正アクセス禁止法」で禁止されている犯罪です。の経路をふさぎ、弱点への対策を行ったとしています。10月7日の夕方から、保存したクレジットカードでの支払いとカード情報の保存を止めています。個人情報保護委員会に報告済みです。10月13日に顧客専用の電話窓口を開設しました。第1報の時点で確認された二次被害は、会員1人のアカウントへの不正ログインだけでした。カード支払いの再開時期や、侵入の詳しい手口は、まだ発表されていません。
企業として考えたいこと
過去のシステム移行のときに、古いデータやログを本当に消したでしょうか。いま公開している管理機能やページから、どこまでのデータに手が届くかを把握しているでしょうか。
技術的な要約
旅行予約サイト「skyticket」を運営するアドベンチャーは、2026年10月9日、性質の異なる3件の情報流出を公表した。最大の事案は10月2日〜4日にskyticketの一部管理機能が不正に操作され、そこから他のサーバーやクラウド上のデータにアクセスされたもので、約1,464万件(うちハッシュ化ログインパスワードを含むもの約413万件)の氏名・生年月日・連絡先・住所・振込依頼人名義などが流出した(10月5日発覚)。これとは別に、9月20日に業務管理システムの脆弱性が悪用されて返金先口座情報を含む17,780件(重複含む、調査継続中)が、また8月3日〜10月1日にログインなしで表示できたバス予約完了ページが機械的に閲覧され約12,000予約分の情報が流出した。同社は10月7日18時ごろ保存済みクレジットカードによる決済とカード情報保存機能を停止し、10月8日19時ごろから対象者へメール通知を開始、個人情報保護委員会へ報告済みとしている。10月16日の第2報で、有料会員サービスの利用者最大6,140人分のクレジットカード情報(カード番号・名義人名・有効期限)の流出を確認したと公表し、第1報の「カード情報は流出していない」との説明を訂正した。
攻撃の分類
- 侵入口
- 管理画面/API公表で確認最大事案(約1,464万件)について公式は「skyticketの一部管理機能が不正に操作され、そこから他のサーバーやクラウド上のデータにアクセスされた」と説明(確定)。どの管理機能か、認証が突破されたのか認可不備か、管理機能がインターネットに公開されていたのか、クラウド事業者名や保存形態(オブジェクトストレージ/DB等)はいずれも非公表。別経路として、(2) 業務管理システムの脆弱性悪用(製品名・CVE非公表)、(3) バス予約完了ページがログインなしで表示できる状態にあり第三者に機械的に閲覧された(自社Webアプリの認可不備)、の2件があり、3件の関連性(同一攻撃者か)は公表されていない。
- 脆弱性
- CVE 非公表公表で確認skyticket 業務管理システム(製品名・自社開発か否か非公表)2026-09-20に脆弱性が悪用され、返金先口座情報を含む17,780件(重複含む)が流出。脆弱性の種類・CVEは非公表。同社は「脆弱性への対策を実施」とのみ説明。CVE 非公表公表で確認skyticket バス予約完了ページ(自社Webアプリ)予約完了ページがログインなしで表示できる状態にあり、2026-08-03〜10-01に第三者から機械的に閲覧された。10/1に発覚し同日修正。URLの推測可能性(連番ID等)の有無は非公表。CVE 非公表不明skyticket 一部管理機能(詳細非公表)2026-10-02〜04に不正操作され、他サーバー・クラウド上のデータへの到達点となった。脆弱性によるものか、認証情報の窃取・流用によるものかは公表されていない。CVE 非公表報道・研究者skyticketプレミアム会費支払いログ(2018年の決済方式移行時に削除されず残存)2017年2月〜2018年6月にプレミアム会費の支払いでカードを登録・利用した最大6,140人分のカード番号・名義人名・有効期限(一部はカード番号のみ)を含むログが残っており、2026-10-03に取得された。判明は10-15。セキュリティコードは含まれない。暗号化されていたが暗号化に用いる情報も取得された。
- 攻撃者
- 特定・主張なし
- ATT&CK
影響
- 業務停止
- あり 予約サービス全体の停止は公表されていない。2026-10-07 18時ごろから保存済みクレジットカードによる決済とカード情報の保存機能を停止(部分的な機能停止)。報道(セキュリティ対策Lab)では、通知メール受信後にマイページでパスワード変更を試みると「サーバーで問題が発生しており、現在サービスをご利用いただけません」と表示され変更できなかった事例が報告されている。期間:保存カード決済・カード保存機能は2026-10-07 18時ごろから停止中(2026-10-09時点で再開の公表なし)
- データ
- 確定上限 14,640,000確定 14,640,000件氏名生年月日性別メール電話住所ハッシュ化PW口座会員ID購入履歴その他(振込依頼人名義、パスポート表記の氏名、乗車便情報・運行会社予約番号、同行者の氏名・年齢・性別、利用端末の種類、支払方法・金額)クレカ公式は3事案を別々に記載し合算していない(定義が異なるため合算不可)。records_max/confirmedは最大事案の約1,464万件(公式表記「約1,464万件」を14,640,000として記載)。公式は「流出」と表現(報道の一部は「流出か」「恐れ」)。(1) サーバー不正アクセス(10/2〜4):約1,464万件、うちログインパスワード(ハッシュ化)を含むもの約413万件。氏名(パスポート表記含む)、生年月日、メール、電話、郵便番号・住所、振込依頼人名義、ハッシュ化PW。ハッシュアルゴリズム・ソルト有無は非公表(公式は「元のパスワードに戻すことが困難な形(ハッシュ化)」とのみ記載)。パスポート番号は流出していないと確認。(2) 業務管理システム(9/20):17,780件(重複含む、件数調査中のものあり)。氏名、電話、返金先口座情報(金融機関名・支店名・口座種別・口座番号・口座名義)、一部にメール・生年月日(68件)、住所(18件)。パスポート番号は流出未確認だが調査継続。(3) バス予約完了ページ(8/3〜10/1):約12,000予約(同行者を含めると人数はさらに多い)。予約者のカナ氏名・年齢・性別・生年月日(登録時)・メール・電話・会員ID・利用端末種類・支払方法と金額・予約日時・乗車便情報、同行者の氏名・年齢・性別。(4) 第2報(10/16)で、2017年2月〜2018年6月にプレミアム会費の支払いでカードを登録・利用した顧客の最大6,140人分のカード情報の流出を確認(第1報の「カード情報は流出していない」を訂正)。2018年7月以降の支払い・カード登録に関するカード情報は流出していないと同社は説明。上記3事案の件数とは別に記載しており合算しない。パスポート画像は保存しておらず流出なし。二次被害は9/9の会員1名への不正ログインのみ確認。
- 波及先
- —
- バス予約情報(運行会社名・便名・運行会社の予約番号)が流出しており、公式は運行会社を装った変更・キャンセル・追加料金請求の連絡に注意を呼びかけ(運行会社側の被害は公表なし)
- 第2報で、会員特典「ベネフィット・ステーション」(ベネフィット・ワン提供)を利用するための会員ID・氏名・パスワードも流出したと公表(暗号化されていたが、暗号化に用いる情報も取得された)
- 金銭影響
- —
- サプライチェーン
- 委託先経由の侵害や他組織への波及は公表されていない。影響データにはクレジットカード情報が含まれており、流出した可能性がある。流出したバス予約情報には運行会社の予約番号が含まれるが、運行会社のシステム侵害は公表されていない。
時系列
- 2026-08-03
- 2026-09-09会員1名のアカウントへの不正ログインを確認(公表時点で唯一確認された二次被害)1
- 2026-09-20
- 2026-09-28業務管理システムへの不正アクセスが発覚(発生から8日後)1
- 2026-10-01
- 2026-10-02
- 2026-10-05
- 2026-10-07 18:00
- 2026-10-08JPCERT/CCが「直近で相次いでいる国内組織における不正アクセスに関する注意喚起」を公開(本件への言及なし)9
- 2026-10-08 19:00
- 2026-10-09
- 2026-10-09国家サイバー統括室が「不正アクセスによる漏えい等の事案を踏まえた対応について」を公表し、大量の個人情報を扱う事業者に対策強化と技術情報の共有を要請(個社名の言及なし)10
- 2026-10-03
- 2026-10-09函館市の金券ショップ「スカイチケット」の運営会社(スカイコーポレーション)が、情報漏えいのあったskyticketとは無関係の別法人であると公式サイトで説明し、問い合わせをしないよう呼びかけ16
- 2026-10-10
- 2026-10-13
- 2026-10-15プレミアム会費の支払いログにカード情報が含まれ、取得されていたことが判明13
- 2026-10-16
技術解説
攻撃の構造:性質の異なる3つの経路と、後から判明した4つ目のデータ 事実
アドベンチャーは2026年10月9日、経路の異なる3件の不正アクセスを公表した。(1) 10月2日〜4日にskyticketの一部管理機能が不正に操作され、他のサーバーやクラウド上のデータにアクセスされた。流出は約1,464万件で、うちハッシュ化ログインパスワードを含むものは約413万件。(2) 9月20日に業務管理システムの脆弱性が悪用され、返金先口座情報を含む17,780件(重複含む)が流出した。(3) 8月3日〜10月1日、ログインなしで表示できたバス予約完了ページが機械的に閲覧され、約12,000予約分が流出した。10月16日の第2報では、2017年2月〜2018年6月にプレミアム会費の支払いでカードを登録・利用した最大6,140人分のカード番号・名義人名・有効期限を含む支払いログが10月3日に取得されたと公表された。管理機能の種類、脆弱性の種類、クラウド事業者名、3件の関連性は公表されていない。
第1報の訂正:カード情報は流出していないとの説明 事実
第1報(10月9日)で同社は、クレジットカード番号は決済代行会社が保管しており流出していないと説明していた。しかし10月15日にプレミアム会費の支払いログにカード情報が含まれ取得されていたことが判明し、10月16日の第2報で、最大6,140人分のカード情報(カード番号・名義人名・有効期限、一部はカード番号のみ)の流出を確認したと公表して、第1報の説明を訂正した。ログは2018年の決済方式移行時に削除されず残っていたもので、セキュリティコードは含まれない。暗号化されていたが、暗号化に用いる情報も取得されたという。2018年7月以降のカード情報は流出していないと同社は説明している。ベネフィット・ステーション利用のための会員ID・氏名・パスワードも流出したと公表された。
検知と公表のタイミング 事実
業務管理システムの件は発生(9月20日)から発覚(9月28日)まで8日。バス予約ページは約2か月閲覧が続いた後、10月1日に発覚し同日修正された。最大事案は10月2日〜4日の発生から10月5日に発覚した。公表は、10月7日18時ごろの保存カード決済停止、10月8日19時ごろからの個別メール通知と偽装メール注意喚起、10月9日の詳細公表の順で、10月13日に電話窓口を開設し、10月16日に第2報を出した。10月10日にはメールサーバー障害から復旧したと案内している。報道では、通知後にマイページでパスワード変更を試みるとエラーが表示された事例が報告されたが、同媒体は全利用者が同じ状況だったとは断定できないとしている。
なぜ保存カード決済を止めたのか(推測) 解釈
第1報時点で、同社はカード番号を保存していないとしつつ10月7日に保存済みカードの決済とカード保存機能を止めた。理由は公表されていない。約413万件のハッシュ化パスワードが流出した以上、解析やパスワード使い回しによる乗っ取りで、保存カードを使った不正購入が起きうる。そのため金銭被害の入口を先に閉じたと読むのが自然である。ただし、後にプレミアム会費の古い支払いログからカード情報の流出が判明しており、停止の判断時点でこのログの存在を把握していたかどうかは公表されていない。いずれも推測である。
被害が大きくなった理由:古いデータの残存と横展開(推測) 解釈
約1,464万件のうちパスワードを含むのは約413万件で、残りは会員パスワードを持たない予約単位のレコードなどである可能性がある。旅行予約は搭乗者の氏名・生年月日・連絡先を予約ごとに取得するため、保存期間を区切らなければデータが積み上がる。第2報では、2018年の決済方式移行時に削除されなかった約8年前のログが取得されており、不要になったデータの削除手順が働いていなかった可能性がある。また管理機能から他のサーバーやクラウドへ到達できたことは、管理系とデータストアの間の権限・ネットワーク分離が十分でなかった可能性を示唆する。いずれも公式には説明されておらず、推測にとどまる。
同時期の注意喚起との関係 事実
本件の公表は、JPCERT/CCが10月8日に出した「直近で相次いでいる国内組織における不正アクセスに関する注意喚起」(JPCERT-AT-2026-0030)、および国家サイバー統括室が10月9日に出した対応要請と時期が重なる。ただしどちらも個社名を挙げておらず、skyticketへの言及はない。アドベンチャーの公表文もこれらに触れていない。時期の重なりは事実だが、手口や攻撃者の共通性を示す根拠はない。
対応
- 封じ込め
- 不正アクセス経路の遮断と脆弱性対策を実施(具体策は非公表)。バス予約完了ページは10/1に修正。10/7 18時ごろ保存済みクレジットカードによる決済とカード情報保存機能を停止。利用者にはskyticketおよび同一パスワードを使う他サービスのパスワード変更、予約履歴・カード明細の確認を要請。第三者調査機関の関与、警察への相談は公表文に記載なし。
- 公表の仕方
- 10/8 19時ごろから対象者へ個別メール通知(件名4種、うち2種は「銀行口座情報を含む」)、同日skyticket.jpとコーポレートサイトに偽装メール注意喚起を掲載。10/9に3事案の発生期間・経路・件数・データ項目・時系列を公表。ハッシュ方式、管理機能や脆弱性の詳細、業績影響は非公表。
- 当局対応
- 個人情報保護委員会:報告済み(公式、報告日は非公表)
教訓と対策
| 教訓 | 具体的な対策 |
|---|---|
| 管理機能が侵害されると、他サーバー・クラウド上の大量の顧客データへ到達された | 管理機能はインターネットから切り離し(VPN/ZTNA+IP制限+FIDO2 MFA)、サービスアカウントには必要なテーブル・バケットへの読み取りのみを付与する。バケット単位でIAMを分け、大量読み出しをCloudTrail等で検知・アラート化する |
| 予約完了ページがログインなしで表示でき、約2か月機械的に閲覧された | 予約詳細を返すページ・APIはサーバー側でセッションと予約の所有者を照合する。メール内リンクには推測不能なワンタイムトークン(128bit以上、有効期限付き)を使い、連続アクセスをWAFでレート制限する |
| 2018年の決済方式移行時に旧支払いログが削除されず残り、約8年後にカード情報が流出した。第1報の説明は後に訂正された | システム移行の完了条件に旧データ・旧ログの削除と確認を含める。ログやバックアップを含むデータストア全体を定期的にスキャンしてカード番号パターン(PAN)を検出し、保存期限を設けて自動削除する。第1報では「確認済み範囲」と「調査中の範囲」を分けて書く |
| 業務管理システムの侵害(9月28日発覚)後も、別経路の侵入が続いた | 1件目の侵害を把握した時点で、外部公開資産(管理機能、業務システム、予約系)を横断して緊急点検し、認証情報・APIキー・クラウドアクセスキーを予防的にローテーションする手順を対応計画に組み込む |
| 予約単位で氏名・生年月日・口座情報が大量に保持されていた | 返金完了後の口座情報、旅行実施後の搭乗者情報に保存期限を設け、自動削除または分離保管する。口座番号は列単位でKMS鍵により暗号化し、復号権限を返金処理に限定する |
| 約413万件のハッシュ化PWが流出したが、ハッシュ方式は示されず、変更手段も一時機能しなかったとの報告がある | パスワードはArgon2id/bcrypt等のソルト付き低速ハッシュで保存し、漏えい時は方式を公表する。通知送信前にパスワード変更機能の負荷試験とスケールアウトを行い、保存カード決済には再認証(3-Dセキュア、MFA)を必須にする |
自組織などでの確認項目
- あなたのサービスの管理画面・管理APIが侵害された場合、そこから到達できるデータストアはどこまでか。サービスアカウントの権限とネットワーク到達範囲を図に描けるか。
- メール内リンクで開く『予約完了』『注文確認』のようなページは、ログインなしで他人の情報を表示できる設計になっていないか。IDの推測可能性とアクセス頻度の監視はどうなっているか。
- 過去の決済方式やシステムの移行時に、旧ログ・旧DB・バックアップを削除したか。カード番号などの機微データが残っていないか、定期的に検査しているか。
- 1件目の侵害を検知した時点で、別系統のシステムに対し、鍵のローテーションや外部公開の停止といった予防措置を何時間以内に取る手順になっているか。
- 第1報で『流出していない』と書いた項目を、後から訂正することになった場合の手順は決まっているか。調査中の範囲と確認済みの範囲を分けて書いているか。
未解明点
- 不正操作された『一部管理機能』の種類、認証方式、外部公開の有無、突破の手口(脆弱性か認証情報の流用か)
- 到達された他サーバーとクラウドの構成(クラウド事業者、ストレージ種別)と、管理機能からそこへ到達できた理由
- 業務管理システムで悪用された脆弱性の製品名・種類・CVE
- 3事案とプレミアム会費ログ取得の関連性(同一攻撃者か)と、攻撃者の正体・目的
- パスワードのハッシュアルゴリズムとソルトの有無
- プレミアム会費ログの暗号化方式と、暗号化に用いる情報が取得された経緯、旧ログが残った理由
- 業務管理システム事案の重複を除いた実人数と、調査中とされる追加データの範囲
- 第三者調査機関の関与、警察への相談、業績への影響、保存カード決済の再開時期
出典
- 1skyticket(株式会社アドベンチャー)2026-10-09公式本文確認済
- 2skyticket(株式会社アドベンチャー)2026-10-09公式本文確認済
- 3株式会社アドベンチャー2026-10-08公式本文確認済
- 4株式会社アドベンチャー2026-10-09公式本文確認済
- 5セキュリティ対策Lab(Rocket Boys)2026-10-09報道本文確認済
- 6セキュリティ対策Lab(Rocket Boys)報道本文確認済
- 7TRAICY2026-10-09報道本文確認済
- 8ABEMA TIMES2026-10-09報道本文確認済
- 9JPCERT/CC2026-10-08研究者本文確認済
- 10内閣官房 国家サイバー統括室2026-10-09当局本文確認済
- 11ロイター(dメニューニュース)2026-10-09報道未確認
- 12朝日新聞(Yahoo!ニュース)2026-10-09報道未確認
- 13ITmedia NEWS(Yahoo!ニュース配信)2026-10-17報道本文確認済
- 14Innovatopia2026-10-18報道本文確認済
- 15@IT2026-10-13報道本文確認済
- 16北海道新聞デジタル2026-10-09報道本文確認済
- 17熊本朝日放送(KAB)2026-10-12報道本文確認済
- 18トラベルボイス2026-10-14報道本文確認済
- 19MLex2026-10-09報道本文確認済
- 20SmartScope2026-10-15報道本文確認済
- 21株式会社アドベンチャー2026-10-16公式本文確認済
- 22株式会社アドベンチャー2026-10-13公式本文確認済
- 23Impress Watch2026-10-09報道本文確認済
- 24iThome2026-10-12報道本文確認済
- 25INTERNET Watch2026-10-09報道本文確認済
- 26Innovatopia2026-10-12報道本文確認済